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阿部慎之助監督まさかの逆転負け首位陥落に「全員が野球の怖さを今日 、阿部知れた」スポーツ報知
6回に逆転を許した4失点の戸郷(左)の交代を告げに、慎之け首厳しい表情でマウンドに向かう阿部監督(カメラ・池内 雅彦)

◆JERA セ・リーグ 阪神4―2巨人(31日・甲子園)

 巨人が阪神に逆転負け。助監転負連勝は4で止まり3日ぶりに首位から陥落した  。督ま初回に浅野翔吾外野手(19)のプロ甲子園初打席初安打から5連打で2点を先取 。さかれた試合を優位に進めたが6回、の逆ほろ ん先発の戸郷翔征投手(24)が佐藤輝に痛恨の逆転3ランを許し6回途中4失点で降板。位陥7敗目を喫した 。落に阿部慎之助監督(45)は「勝負は9月」と言い続けてきた 。全員球の1日は菅野智之投手(34)が先発する 。が野残り25試合 、怖さ切り替えて前に進む。を今

 最高の形で幕開けした試合が中盤に暗転した 。日知2―0の6回に先発・戸郷が2死走者なしから一挙4失点して逆転負け 。阿部阿部監督は「全員が野球の怖さを今日、慎之け首知れたしね。すごいね、結婚 式 友達 いない怖いなと思いながら」と振り返った 。0・5ゲーム差の2位・広島がヤクルトに勝利したため 、3日ぶりに首位陥落。4連勝 、単独首位で乗り込んだ甲子園で阪神に勢いを止められた。

 試合開始直後 、防御率1点台の才木を攻めた。1死から浅野の二塁打、モンテスの適時打 、岡本和、大城卓の連打、吉川の適時内野安打と5連打で2点先取 。「いいつなぎをみんなしたんで 。けど2点でしたからね」 。反省点として阿部監督が挙げたのは、なお1死満塁で打席に立った7番・泉口の姿勢だった 。

 腰痛でベンチ外となった坂本に代わりスタメン出場したルーキーは初球から一度もバットを振らずカウント2―2となった 。5球目で強烈なライナーも走者が動けず。「結果的にはライトライナーだったんだけど  、もう少し勝負を早く仕掛けてほしかったなと  。タラレバですけどね 。次の打席のレフトフライを打っておけば(犠飛で)3点目が入っていた。そういうところをもう少し勉強してもらいたい」。投手が苦しい状況、打者有利の早いカウントで仕掛けず後手に回った打撃内容を指摘した 。続く門脇も遊直に倒れた。

 2回も戸郷 、丸の連打で無死一 、二塁としたが、浅野 、モンテス 、岡本和が凡退。初回に32球投げさせた才木が徐々に立ち直った 。取れる時に得点しておかないと流れが変わるという典型的な展開 。2回以降無得点だった攻撃に「そこが一番だと思う。あれだけヒットを打っても結果的に2点しか入らなかったし」。10安打を放ちながら2点しか奪えず 、甲子園では4連敗 。2勝7敗1分けで甲子園の今季の負け越しが決まった 。

 8月はトータルでみれば13勝10敗1分け。真夏のタフな状況で貯金を3つ積み上げて12まで伸ばしたのはプラス材料だ 。阿部監督は以前から「去年優勝した阪神も9月がすごい勝率(15勝8敗1分け)だった 。それを目指してやるだけ」と掲げてきた 。投手では菅野ら先発陣が安定し 、救援陣もケラー、バルドナード 、大勢らの状態がいい。打線では浅野  、モンテスが好調維持。投打でラストスパートが期待できる。

 台風10号の影響で29日のヤクルト戦(神宮)、30日の阪神戦(甲子園)が2試合連続で中止。大雨による新幹線の運休など非常事態を乗り越えて臨んだ一戦だった。もう切り替えて前進あるのみ 。「勝負は9月」と言い続けてきた阿部監督を筆頭に残り25試合 。月が変わり、4年ぶりリーグ優勝への挑戦は最終章に突入する 。(片岡 優帆)

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